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赤字でも使えるファクタリング債務超過でもOKな理由と注意点

赤字決算・債務超過でもファクタリングが利用できる理由を詳しく解説。審査のポイント、おすすめ5社、活用事例を紹介します。

赤字でもファクタリングが使える4つの理由

銀行融資では赤字決算や債務超過は大きなマイナス要因ですが、ファクタリングではそれほど影響しません。その理由を解説します。

実際に、アクセルファクターの審査通過率93.3%には赤字決算や債務超過の企業も含まれており、多くの赤字企業がファクタリングを活用して資金繰りを改善しています。

審査で重視されるのは「売掛先」の信用力

ファクタリングの審査では、利用者(自社)の財務状況よりも、売掛先(取引先)の信用力が最も重要視されます。売掛先が大手企業や上場企業、官公庁であれば、利用者が赤字決算であっても審査に通る可能性が高いです。ファクタリング会社にとってのリスクは「売掛先が支払うかどうか」であり、利用者の経営状態は二次的な要素です。

融資ではなく債権の売買だから

ファクタリングは借入(融資)ではなく、売掛債権の売買(譲渡)です。銀行融資の場合は返済能力を審査するため、赤字や債務超過は大きなマイナス要因になります。しかしファクタリングは売掛金を「売る」取引なので、利用者の返済能力は審査基準に含まれません。

信用情報機関の照会がない

銀行融資やカードローンでは信用情報機関(CIC・JICC・全銀協)の照会が行われ、過去の延滞履歴や債務状況がチェックされます。ファクタリングでは信用情報機関への照会は行われないため、過去の金融事故があっても利用可能です。

担保・保証人が不要

ファクタリングでは不動産担保や連帯保証人は不要です。売掛債権そのものが担保の代わりとなるため、資産を持たない企業や、既に担保を設定している企業でも利用できます。

赤字企業のファクタリング審査ポイント

赤字企業がファクタリングを申し込む際、審査で特にチェックされるポイントを解説します。

審査項目重要度ポイント
売掛先の信用力最重要上場企業・大手企業なら非常に有利
売掛金の確実性重要請求書が発行済みで、過去に支払い遅延がないか
取引の継続性やや重要長期的な取引関係があるほど有利
利用者の財務状況参考程度赤字の理由や今後の見通しを確認
2社間での送金リスクやや重要入金後に確実に送金できるかを確認

活用事例

事例1:赤字決算の建設会社が資金繰りを改善

業種:建設業(2期連続赤字)

課題

2期連続赤字決算で銀行からの追加融資を断られた。しかし受注は好調で、工事着工のための資材費1,000万円が必要。

解決策

元請け(大手ゼネコン)への売掛金1,500万円をアクセルファクターで2社間ファクタリング。手数料8%で1,380万円を即日調達。

結果

工事を予定通り着工し、完工。売上・利益を確保し、当期の決算では黒字化に成功。銀行融資の再申し込みも視野に。

事例2:債務超過の製造業が経営再建に活用

業種:精密部品製造(債務超過・従業員15名)

課題

前期の大型設備投資で債務超過に陥った。銀行融資のリスケ中で新規融資は不可。従業員15名の給与(月600万円)の支払いが困難に。

解決策

大手電機メーカーへの売掛金800万円を日本中小企業金融サポート機構でファクタリング。手数料3%で776万円を調達。経営改善アドバイスも受けた。

結果

給与を遅延なく支払い、従業員の離職を防止。経営改善計画を策定し、1年後に債務超過を解消。銀行融資のリスケも正常化。

赤字時のファクタリング vs 銀行融資

比較項目ファクタリング銀行融資
赤字決算時の利用可能困難
債務超過時の利用可能ほぼ不可
審査基準売掛先の信用力自社の業績・財務状況
調達スピード最短即日2週間〜1ヶ月
バランスシートへの影響負債にならない負債として計上
コスト手数料2%〜18%年利1%〜5%

赤字のパターン別:ファクタリング活用のポイント

赤字の原因によって、ファクタリングの活用方法と注意点が異なります。

一時的な赤字(設備投資・事業拡大による)

成長投資による一時的な赤字は、ファクタリング会社からもネガティブに評価されにくいです。売上が成長しているなら、ファクタリングで当面の資金を確保しつつ、投資効果の回収を待ちましょう。手数料は経費として計上でき、将来の収益でカバーできます。

構造的な赤字(売上減少・コスト過大)

売上の継続的な減少やコスト過大による構造的な赤字の場合、ファクタリングはあくまで時間を稼ぐ手段です。ファクタリングで資金を確保しつつ、コスト削減、事業モデルの見直し、不採算事業からの撤退など、根本的な経営改善を同時に進める必要があります。

季節的・一過性の赤字

農業、観光業、建設業など季節変動の大きい業種では、閑散期に一時的な赤字になることがあります。繁忙期の売掛金をファクタリングで前倒しで現金化し、閑散期の資金に充てるのが効果的です。年間トータルで黒字を確保する計画を立てましょう。

創業期の赤字

創業1〜2年目は事業が軌道に乗るまで赤字になるのが一般的です。売掛金が発生し始めたらファクタリングを活用し、事業の成長に必要な資金を確保しましょう。創業融資と併用するのが最もコスト効率が良い方法です。

赤字企業がファクタリング審査を通りやすくするコツ

  • 売掛先が大手企業・上場企業の請求書を優先的に利用する:売掛先の信用力が高いほど審査は通りやすくなります。大手企業への売掛金を優先的にファクタリングに利用しましょう。
  • 過去の取引履歴を通帳で証明する:同じ売掛先との過去の取引(入金)履歴を通帳のコピーで示すと、売掛金の確実性が高く評価されます。
  • 複数社から同時に見積もりを取る:赤字企業は審査基準が厳しい会社もあるため、3〜5社に同時に申し込み、最も条件の良い会社を選びましょう。
  • 審査通過率の高い会社を選ぶ:アクセルファクター(93.3%)のように審査通過率を公表している会社は、赤字企業にも柔軟に対応してくれる傾向があります。
  • 赤字の理由と今後の見通しを説明できるようにする:面談や電話審査で赤字の理由を聞かれた場合に、明確に説明できると印象が良くなります。

利用時の注意点

手数料で赤字を拡大させない

赤字企業がファクタリングを利用する場合、手数料コストがさらに利益を圧迫するリスクがあります。手数料を含めた収支を事前に計算し、採算が合う範囲で利用しましょう。

根本的な経営改善に取り組む

ファクタリングは一時的なつなぎ資金です。赤字の根本原因(売上減少、コスト過大、不採算事業など)に対する改善策を並行して進めましょう。

悪徳業者に注意する

赤字企業をターゲットにした悪徳ファクタリング業者が存在します。法外な手数料や契約書を交付しない業者には注意。必ず実績のある会社を選びましょう。

専門家に相談する

赤字が続いている場合、税理士や中小企業診断士など経営の専門家に相談することをおすすめします。ファクタリングの活用と並行して、経営改善計画の策定を進めましょう。

ファクタリングを活用した経営再建の進め方

1

ファクタリングで当面の資金を確保

まず売掛金をファクタリングで現金化し、従業員の給与や仕入れ先への支払いなど、緊急性の高い支出を確保します。

2

赤字の原因を分析

売上の減少なのか、コストの増大なのか、不採算事業があるのか。赤字の根本原因を特定します。

3

経営改善計画を策定

コスト削減、不採算事業の見直し、新規顧客開拓などの改善策を計画し、実行スケジュールを策定します。

4

銀行融資の正常化を目指す

ファクタリングでキャッシュフローを安定させつつ、決算の改善を図ります。黒字化が見えてきたら銀行融資の再申し込みを検討。

5

ファクタリング依存から脱却

経営が安定したらファクタリングへの依存度を段階的に下げ、銀行融資や自己資金での運営に切り替えます。

赤字企業がファクタリングを利用する際の会計的メリット

赤字企業にとって、ファクタリングは会計面でもいくつかのメリットがあります。

バランスシートの改善効果

ファクタリングで売掛金を現金化すると、資産の中で「売掛金(回収まで不確実)」が「現金(確実な資産)」に変わります。流動比率や当座比率が改善し、銀行融資の審査でもプラスに評価されます。負債は増えないため、自己資本比率にも悪影響がありません。

手数料は経費として計上可能

ファクタリングの手数料は「売掛債権売却損」として費用計上できます。赤字企業にとっては税務上のメリットは限定的ですが、正確な経費計上は将来の黒字化時の適切な税務処理の基盤になります。

信用情報に影響しない

赤字企業が銀行融資を受けると負債が増え、信用情報にも記録されます。ファクタリングは信用情報に記録されないため、将来の資金調達の選択肢を狭めません。

よくある質問

赤字決算でもファクタリングの審査に通りますか?
はい、赤字決算でもファクタリングの審査に通る可能性は十分あります。ファクタリングの審査では売掛先の信用力が最も重要で、利用者自身の業績は二次的な要素です。売掛先が大手企業や上場企業であれば、赤字企業でも審査に通りやすいです。ただし、手数料が黒字企業に比べてやや高くなる傾向はあります。
債務超過の場合はファクタリングを利用できますか?
債務超過(負債が資産を上回っている状態)でもファクタリングは利用可能です。銀行融資では債務超過は大きなマイナス要因ですが、ファクタリングは売掛債権の売買であり、利用者の財務状況は審査の主要項目ではありません。アクセルファクターやベストファクターなど、柔軟な審査基準の会社を選びましょう。
赤字企業がファクタリングを利用するとデメリットはありますか?
主なデメリットは手数料がやや高くなる可能性があることです。赤字企業は黒字企業に比べてリスクが高いと判断されるため、手数料率が上乗せされるケースがあります。また、ファクタリングは一時的なつなぎ資金であり、根本的な経営改善にはなりません。手数料コストで赤字がさらに拡大しないよう、計画的に利用しましょう。
赤字の理由によって審査結果は変わりますか?
はい、赤字の理由は審査に影響する場合があります。設備投資や事業拡大による一時的な赤字は、将来の収益性が見込めるためマイナス評価されにくいです。一方、売上の継続的な減少や取引先の減少による構造的な赤字は、やや慎重な審査になる傾向があります。ただし、いずれの場合も売掛先の信用力が十分であれば審査に通る可能性は高いです。
銀行融資とファクタリングはどちらを先に検討すべきですか?
赤字企業の場合、銀行融資は審査に通りにくいため、まずファクタリングで当面の資金を確保し、経営を安定させてから銀行融資の申し込みを検討するのが現実的です。ファクタリングは負債にならないため、バランスシートを改善する効果もあり、将来の銀行融資審査にもプラスに働く可能性があります。

赤字企業が利用できる他の資金調達方法

ファクタリング以外にも、赤字企業が利用できる可能性のある資金調達方法を紹介します。

セーフティネット保証制度

経営安定関連保証制度(セーフティネット保証)は、業況が悪化している中小企業が利用できる信用保証協会の保証制度です。赤字でも利用できる場合があり、銀行融資を受けやすくなります。市区町村の認定が必要です。

日本政策金融公庫のセーフティネット貸付

一時的に業況が悪化している企業向けの融資制度です。赤字決算でも利用できる可能性がありますが、審査に2〜4週間かかるため、即日の資金調達には不向きです。長期的な資金計画として検討しましょう。

ビジネスローン

消費者金融系のビジネスローンは赤字企業でも審査に通る場合があります。ただし、金利が年利3%〜18%と高く、借入として信用情報に記録されるデメリットがあります。ファクタリングの方がバランスシートに影響しない点で有利です。

関連記事

赤字企業のファクタリング利用に関する不安と回答

不安:「赤字がバレて取引先からの評価が下がるのでは?」

2社間ファクタリングを選べば、取引先にファクタリングの利用は通知されません。取引先には一切知られずに資金調達が可能です。赤字企業ほど2社間を選ぶべきです。

不安:「ファクタリングを使ったことが将来の銀行融資に影響するのでは?」

ファクタリングは信用情報に記録されないため、銀行融資の審査に直接的な影響はありません。むしろ、ファクタリングで売掛金を現金化し、バランスシートの流動比率を改善することで、銀行融資の審査にプラスに働く可能性があります。

不安:「手数料で赤字がさらに悪化するのでは?」

確かにファクタリング手数料は費用として発生しますが、それによって給与の遅延や仕入れ先への支払い遅延を防ぎ、事業を継続できます。事業停止のリスクと手数料コストを天秤にかけて判断しましょう。手数料を含めた資金計画を事前に立てることが重要です。

赤字企業のファクタリング手数料の目安

赤字企業は手数料がやや高くなる傾向がありますが、売掛先の信用力次第で大きく変わります。

売掛先の信用力黒字企業の手数料赤字企業の手数料
上場企業・官公庁2%〜5%3%〜8%
大手企業(非上場)3%〜8%5%〜12%
中小企業5%〜15%8%〜18%

赤字でも売掛先が上場企業なら、黒字企業が中小企業の売掛金を使う場合より手数料が安くなることもあります。どの売掛金をファクタリングに使うかの選択が重要です。

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